PJ-MS86JP 京急リムジンバス K5755

■実車解説

写真:同型のK5754号車
京急リムジンバスでは主力車種であるエアロバス。
短距離路線の多い京急は折戸・サブエンジン冷房車がメインですが、一部に直結冷房車も在籍しています。
カラーリングはシーガル塗装と呼ばれる、観光カラーをアレンジした専用塗装を纏い、黄色い座席カバーが室内のアクセントとして目立ちます。


モデルとしたK5755号車は、主に羽田空港〜新百合ヶ丘駅間で運行しています。
エアロバスでは最新のPJ-車で、リアのブレーキランプが特徴的です。



■模型解説
10弾セレガとの比較 □改造内容
モデルとした車両はPJ-の折戸車で、製品には該当する仕様がありません。
バスコレでKL-車との違いはホイールベースの差くらいですが、今回は拘って当該モデルを作成することにしました。


ベースとしたのはPJ-車体になっている14弾神姫バス。これに九州産交ボディから折戸を調達して組み合わせています。
今回の加工はドアの交換のみで、窓ガラス等は神姫バスと共通のため加工・交換は行っていません。


観光・高速タイプの車両は座席が目立ち、特に京急リムジンは座席カバーが映えるので改造作品では初めて室内も簡易的に表現。
黒で塗装の上、黄色いシートカバーはマスキングテープを小切りにして、優先席の白いカバーはマスキングのときに出た白いテープを活用しています。


塗装はホワイトの隠ぺい力を試すことも踏まえ、帯色の赤から塗装。
回数を重ねればうすい塗膜でもなんとか綺麗な白を出すことができました。
ただし、赤帯間の白い細線がリアを境に左右で幅が違ってしまった点が残念です。

※塗料参考
赤はクレオス・3番/レッド+2番/ブラック(極微量)を、白はクレオス・GX1番/クールホワイト、バンパーはクレオス・2番/ブラック+GM鉄道カラーねずみ色1号 (3:2くらい)


□車両仕様
行き先表示は
羽田空港をセレクト。
オーソドックスですが、あえて汎用性の高い幕に選びました。


余談ですが、その後事業者特注でリムジンのエアロバスが製品化されました。
製品がKL-車であり、若干仕様違いになったのは幸いでした^^;

座席シートの表現
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